仙次・仙丸
北米サマーツアー2003

Senji & Senmaru has come back to North America!


ロンドン編



正直、言おう。すでにツアー終了から4箇月たってます。だから記憶もあいまいなのです。こういうのは勢いでガーっと書くから面白いのですが・・・そういうわけで、あしからず。

で、ロンドンですがオタワからトロント経由で到着。今回、移動に多用したのがグレイハウンドっていう長距離バス。二人で乗ると割引になります。ここはフリンジフェスティバルという類のもので、いままでの現場とは大きく違います。基本的には出演団体が一定のエントリー料(ようするに小屋代)を主催者に支払って、フェスティバル期間中に数回公演をおこない、そのチケット売上は演者側が全部もらえるっていう仕組み。僕らはそれとは別枠でバスキング(大道芸)という形で参加することに。日本を発つ直前に交渉を始めたので、こっちにきてからもメールでやりとり。「他に大道芸を演る人はいるの?」って聞いたら「君らだけだ」って。宿も自前だって聞いたので「安いとこを紹介して」ってお願いしてあったのですが「大丈夫。心配ない。」って言うだけで詳しいことは何もわからずじまい。ボスのキャッシーが迎えに来てくれて、そのまま車でボスのお友達?の家に。あ、なるほど、ホームステイってことですね。何にしても宿代がタダですんだのでラッキーということにしておこう。

ここのフェスティバルは僕がイメージしてたのと違うことに気づく。おっきな広場かなんかに、テント小屋がいくつかあって、そこで色々な演目が上演されていて、なおかつ食べ物屋さんのテントもあったりなんかして、お祭りみたいな雰囲気、そして空いてるスペースで大道芸ってな感じを想像してたんだけど・・・全然、違いました。町の中心部に点在する五箇所の小劇場で通常エントリーの作品が上演されていて、僕らはその劇場前のフツーの路上で演るそうな。とりあえず、オープニングセレモニーのようなものがあって、そこでちょこっと演ったのですが、反応イマイチ。う〜ん。

っていうか、この町、人口30万って聞いたけど、そんなに居るかな〜。一応、モノホンの英国ロンドンを模倣しているらしく、「コベントガーデン」っていう有名な大道芸スポットと同名のマーケットもあるんだけど・・・町の人に「この町で大道芸って観たことある?」って尋ねたら、「無い!」って。あらま。とにかく演れそうな場所を探して町中をウロウロ。が、しかし・・・人がいなーい!初日、2日目と散歩だけで終わる。週末にマーケットでイタリアンフェスタみたいなのをやってる。人がたくさん!よし、ここで演れるように、キャッシーがイタリア・ボスに交渉。「イタリアンフェスタでジャパニーズの芸って大丈夫?」って聞いたら「アートに国境は無い!」と頼もしいお返事。さぁ、いっちょブァーッと演りますか!と、指定されたスポットへ・・・人がいなーい!マーケットの中で演らせてくれんのかと思ったら、結局、脇の道路なのよ。この時点で仙丸くん、やる気ゼロ。作戦会議の結果、劇場の前で待ち伏せして公演が終わって出てきたお客さんを相手にブチかますということに。半分ヤケクソで、勢い重視10分程の短いショーを演る。んー、ま、なんとかなりそうな感じ。しゃーない、今日はこれくらいで勘弁してやる。

写真:無人の指定スポットで途方にくれる仙次さん。